将来を割り引く
日経を辞めてしまったのですが、自分の切り抜きの中から面白かったのをいくつか紹介してきまっす。
2009年5月15日 やさしい経済学 時間と選択 大阪大学教授 池田新介(ご専門はマクロ経済学)
この回は『時間割引率』について
時間割引率とは将来の満足を現在の満足よりどれだけ割り引いて考えられるかを表す割合で、通常一定額の金銭の受け取りを将来に延期するときに要求する金利として測られる。
時間割引率10パーセントの人は、5パーセントの人よりも将来の満足をそれだけ割り引いてしまう『せっかち(impatient)』な人であり、5パーセントの人は将来のために今を我慢できる『忍耐強い(patient)』な
人と考えられる。
たとえば、煙草(今の満足)と健康(将来の満足)とか、甘いもの(今の満足)とダイエット(将来のスタイル)、消費(今の満足)と投資(勉強も含めた将来の満足)。
皆さん時間割引率は上がってはいないか。
割引率を積極的に下げて、将来の満足を得る選択をしよう!!