Books Review No.32 Rev_Ver.1 いつも目標を達成している人の読書術
いつも目標を達成している人の読書術 丸山純孝著 アスカ
- 作者: 丸山純孝
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2008/09/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本を読みなおしてみました。
そしてこれを書いたときのレビューを見直してみました。
そして、考え直してみました。
僕は、知性について最近このようなイメージを持っています。
それは知識→知恵→知性という進化。
まず大量にインプットとした知識がある。
それらを時には組み合わせたり、工夫したりして利用していくのが知恵です。
知識や知恵がある人間にはアイデアが浮かびます。
しかし、どんなに素晴らしいアイデアでもその中にはすでに障害や問題が内包されています。
アインシュタインも言うように、『いかなる問題も、それを作り出した意識と同じ意識でその問題を解決することはできません。』
ここを乗り越えなければなりません。
乗り越えて得られるものが結果であり、乗り越えた人には知性が残ります。
これと似た文章がこの本の冒頭にありました。著者が最も言いたかったことの一つでしょう。
目標達成のためには三段階が必要であると説いています。
第一に『知ること』
まず知ることです。知らなくて損することはたくさんあります。
第二に『わかる』
これは問題や現象を『自分の言葉』で語れる状態です。質問されたり、プレゼンしたり、その過程で理解していくでしょう。ときには
失敗したり、怒られたり、身をもって知る。これが『わかる』かもしれません。
第三に『動く』
『動く』はこれらの経験を通して、成果につながる具体的な行動が自発的にできる状態だと思います。
整理すれば単純なこと。
しかし、目標がわかっていても、やるべきことが分かっていても実際できる人はごくわずか。
やるべきことをシャープに整理して挑戦を続けるしかないですね。