Books Review No.21 プラナリア
- 作者: 山本文緒
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/09/02
- メディア: 文庫
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山本文緒が描く女性はなぜか好き。
毒があって、ひねくれている女性が多い。
でも憎めないんだよね。そういう女の人。
何でそんな人生の歩み方をするの?みたいな。
現実にいたら結構萎えてしまうかもしれないけど、逆にこんな女性と付き合ったら僕はどうなるかな?と考える。
山本文緒の小説を読んで僕は人生の思考実験をしていると思う。
もし付き合った女性が、出会った女性が、好きになった女性がこんな女性だったら、自分はどう行動するのか?どう思うのか?
考えることが多い。
男性の方は、彼女の小説を読んで、普段の思考回路とは異なる考えに触れられると思います。
読んでみてはいかが?