Books Review No.21 プラナリア

プラナリア (文春文庫)

プラナリア (文春文庫)

山本文緒が描く女性はなぜか好き。


毒があって、ひねくれている女性が多い。


でも憎めないんだよね。そういう女の人。


何でそんな人生の歩み方をするの?みたいな。


現実にいたら結構萎えてしまうかもしれないけど、逆にこんな女性と付き合ったら僕はどうなるかな?と考える。


山本文緒の小説を読んで僕は人生の思考実験をしていると思う。


もし付き合った女性が、出会った女性が、好きになった女性がこんな女性だったら、自分はどう行動するのか?どう思うのか?


考えることが多い。


男性の方は、彼女の小説を読んで、普段の思考回路とは異なる考えに触れられると思います。


読んでみてはいかが?